みなさんこんにちは！
今回は身近な土壌汚染について語っていこうと思います。
なるほど！土壌汚染対策法
■土壌汚染と聞くと、大きな工場なんかを想像しませんか？
もちろん大きな工場でも配管から薬品、廃液が漏れていた場合、土壌汚染につながります。
しかし、大きな工場が身近にある～…なんて方は少ないのでは？
私もこの仕事につくまでは土壌汚染はどこか川の対岸のような自分とはあまり関係のない話だと感じていました。関係のないとすら考えもしませんでした。
■身近に起こりうる土壌汚染の可能性のある施設
身近に起こり得る土壌汚染を起こし得る施設としては、
「ドライクリーニング店や病院」
などで、ドライクリーニングの薬剤、薬品の不適切な管理によっておこります。
もちろん適切な管理をされているお店や病院がほとんどでしょうけどねｗ
他には、自然由来の汚染や、ガソリンスタンドで過去に使用されていた有鉛ガソリン由来など様々な要因で土壌汚染が引き起こされていたりします。
案外身近なところで土壌汚染が起こっているかもしれません。
■例えば「水銀」の特徴
病院で身近といえば、「水銀」ですよね。
最近では黄砂等にのって日本に来る事も環境の問題の一つとなっていますね。
水銀は、常温で液体である唯一の金属で、水に溶けにくい銀色の物質です。
体温計でお馴染みですね。
他の金属と違って低温で固体から液体になり、また常温で揮発します。
水銀は自然界では硫黄と結合しやすく硫化水銀（辰砂）の形で存在することが多いです。
硫化水銀は、紀元前から赤色顔料などとして用いられ、金メッキをする際にも利用されてきました。
水銀は、各種電極や金・銀などの抽出液、水酸化ナトリウム製造の際などに使われているほか、身近なところでは、血圧計、体温計、温度計などの計器類、水銀灯、蛍光灯などに使われています。
また、かつては虫歯に詰めたりするアマルガムや消毒液のマーキュロクロムにも多く使われていましたが、現在ではほとんど使われていません。なお、水銀は石炭中にも微量に含まれています。
その他の物質についても株式会社ジオリゾームのHPに載っておりますので
ぜひご覧になってみて下さい！
身近な「水銀」を例に出しましたが、水銀が土壌汚染調査で基準値を超えて検出されることは、
当社でもかなり稀なことです。
過度なご心配をされぬためにも、どんな小さなことでも心配なことがございましたらどんなことでも構いません。土壌調査関連のことでご相談したい方は、ジオリゾームに是非お問い合わせください。
ジオリゾームでは現地での土壌汚染調査だけでなく、その土地の登記簿、住宅地図、空中写真等の書類から対象地の汚染の可能性を調査する地歴調査も行っておりますので、気になる方はお問い合わせくださいね！
望月巧
＊業務時間外は、直接担当者に繋がります。
