大規模な工場のM&A調査等から、自主的に個人宅を調査されたいという案件まで、様々な案件にスピーディかつ丁寧に対応させていただいております。どんな内容でもお気軽にご相談ください。
土壌汚染調査のほとんどが自主調査
実際行われている土壌汚染調査のほとんどが自主調査です。
2023年に行われた調査のうち、法律や条例に義務づけられたものは13%、のこりの87%は自主的に行われた調査でした。
土地売買、賃借、土地資産評価、自主的環境調査、土地改変…などが理由で、割合としては、土地売買が48%で、主な調査契機となっています。((社)土壌環境センター調べ)。
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どんな業種で土壌汚染調査件数が多い?
土壌汚染調査のほとんどが自主調査ということでしたが、では、どんな業種で土壌汚染調査件数が多いのでしょうか?
自社で、今までに行なってきた調査の集計結果になりますが、ご紹介します。
- 1位 クリーニング業
ドライクリーニングに、テトラクロロエチレンを使用する可能性があることから義務調査にならないケースでも、売買時に自主調査を求められるケースが多いです。 - 2位 金属加工工場
金属加工工場では、洗浄にトリクロロエチレンやジクロロメタンなどのVOCを使用することが多く、塗装などを行なっている場合には、重金属類を取扱われるケースがあることから、義務調査にならなくとも、売買時に自主的に調査を実施することが多いです。 - 3位 印刷工場
印刷工場は、インクに重金属類が含まれる可能性があり、洗浄にVOCを使用する可能性があることから、自主的に調査することの多い業種になります。(東京都など都道府県によっては条例で義務調査になるケースもあります。)めっき工場は法3条の義務調査になるケースが多く、小中学校は3000㎡以上の土地の改変で法4条調査になるケースが多いです。
その他には、その他工場、住宅、研究施設、バッチャープラント、産廃工場跡地、田畑、焼却炉、銭湯などが挙げられます。
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具体的な土壌汚染調査の契機は?
具体的に、どんな自主調査をさせて頂いているのか、ご紹介させて頂きます。
当社では様々な案件に対応させて頂いております。例えば・・・
- 過去に〇〇工場があったから、買い主から土壌汚染を調べるように求められた。
- 買い主から、地歴調査だけはして欲しいと言われた。
- 土地を買おうとしているが、土壌汚染が心配だから調査したい。
- 購入しようと思った土地に〇〇工場があったことが分かったので、土壌汚染が心配。
- 銀行からの融資で、〇〇工場があるから、調査が必要と言われた。
といった、売買に関わる土壌汚染調査はもちろん、
- 工場のM&Aで、土地の土壌汚染を全体的に把握したい。
- 土地を返還するのに、地主に土壌汚染調査を求められた。
- 借りている土地を調査して、購入費用を試算したい。
- クリーニング店、〇〇工場だったので、物質を絞って調査したい。
- 隣からのもらい汚染が心配で一部を調査したい。
- 裁判案件なので、裁判に沿った調査をしてほしい。
- 訴訟事案で、調査をして、こういうことを示したいけれど、相談に乗ってほしい。
- 費用をかけれないのだけれど、部分的に調べたい。
- 義務調査の対象になる土地だけれど、猶予を迷っているので部分的に調査したい
- 畑の土が心配だから調べたい。
などなど、様々なご相談に乗らせて頂いております。
この他にも、★解説!土壌汚染調査一覧★で、さまざまな業種の土壌汚染調査や事例を紹介しています。
大規模な工場の売買やM&A等の案件から、一般のご家庭の庭の一部を調べたいといった内容まで、大小様々な案件に対応させて頂いております。お客様のご要望に寄り添いつつ、最適な内容とコストパフォーマンスの調査を心がけております。どんな案件でも、お気軽にご相談ください。
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