土地を担保に、銀行から融資を受けるために行った土壌汚染調査の事例をご紹介します。
自主調査の土壌汚染調査について用途別に気をつけるポイント、調査の流れや内容と費用を詳しくまとめた無料冊子もご参考にしていただければと思います
金融機関からの融資を受けるための土壌汚染調査の内容やポイントを詳しくまとめたページはこちら
事例1 土地を担保に融資を受けるために、地歴調査を要求される
土壌汚染調査の経緯
銀行より、融資の際の提出書類として地歴調査を要求されました。銀行によって要求してくる調査内容は様々です。この銀行の場合は地歴調査の内容として「登記簿謄本、住宅地図、空中写真、現地調査」を要求されました。
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地歴調査の概要
場所:関東地方
標準タイプ(登記簿謄本、住宅地図、空中写真、現地調査)
調査期間:約21日間
内容と費用について詳しくは、地歴調査 標準タイプの詳細をご覧ください。
(書類上のみの調査で終了し、土壌採取や土壌分析の調査には進みませんでした。)
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事例2 土地を担保に融資を受けるために、土壌の分析結果を要求される
土壌汚染調査の経緯
開発事業者の方が戸建開発を実施する際に、土地を担保に銀行に融資を受けることになりました。その際に銀行から融資の条件として土壌汚染調査を実施することを求められました。
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土壌汚染調査の概要
調査場所:関西地方
調査種類:自主調査(「土壌汚染対策法」に準拠)
敷地面積:5600㎡
現地の状況:更地
調査対象物質:特定有害物質全項目
具体的な調査内容:表層土壌調査
1.第1種特定有害物質全項目についての調査
土壌ガス採取
採取数 9箇所→分析数 9検体
2 . 第2種・第3種特定有害物質全項目についての調査
表層土壌採取
採取数37箇所→(5地点混合×6、3地点混合×2、2地点混合×1)→分析数9検体
以上で、
調査3日間、分析14日間、報告書10日間でした。
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土壌汚染調査結果
土壌汚染はありませんでした。
調査報告書を銀行に提出。融資手続きへと進みました。
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