大規模な法条例対応の現場の調査から、自主的に個人宅を調査されたいという案件まで、規模にかかわらず様々な調査にスピーディかつ丁寧に対応させていただいております。どんな内容でもお気軽にご相談ください。
土壌汚染対策法・都道府県条例の義務調査
義務調査の主な契機には、土壌汚染対策法3条、法4条、法14条(自主報告)と各都道府県条例による契機があります。
土壌汚染対策法の義務調査の調査件数
平成31年4月の法改正によって、調査契機が増えた(特定有害物質特定施設900㎡未満の形質変更時など)ことから、土壌汚染対策法による調査件数は増えています。
出典:環境省 土壌汚染対策法第3条、法第4条、法第5条、法第14条等に基づく調査結果報告件数の推移
当社の法・条例案件の対応数は、R3年度27件、R2年度14件、R1年度28件と、3年間で70件近く対応させていただいております。
参考:他社平均 1.52件/年(R3年度)(日本全国での法条例調査件数は、R3年1039件。R2年1342件。R1年1257件。全国の指定調査機関の数681社)
今までの当社の調査件数については、指定調査機関情報に掲載していますのでご覧下さい。
義務調査の流れ・事例
法3条調査、法4条調査の地歴調査のみだけでなく、表層調査やボーリング調査はもちろん、汚染が出た際の対策についても一貫して対応させて頂いております。
どんな時に義務調査になるのか、法3条調査、法4条調査の内容と流れ、事例などはこちら。
土壌汚染対策法とは?
土壌汚染対策法の義務調査って、いつ必要になるの? うーん、文読んでも分かりにくくないですか。。。 土壌汚染対策法は、H31年4月に改正法が施行されました。大きな変更点もあります。義務調査が必要になる全ての契機を、図で解説します。
義務調査<法第3条>
特定施設の届出をされていて、かつ、土壌汚染対策法で定められている特定有害物質を使用している工場では、特定施設の使用を廃止する際には必ず調査が必要になります。内容と流れを図をまじえて解説します。
義務調査<法第4条>
3,000m2を超える土地の形質変更の時(解体、開発時)には、届出が必要で、土壌汚染調査が必要となることがあります。特定有害物質使用の特定施設では、900㎡以上の改変で届出が必要です。内容と流れを図をまじえて解説します。
法4条の届出 補助サービス
ジオリゾームでは、法4条の届出書類作成の補助業務も承っております。3,000㎡以上の開発の際に、設計会社様などで、書類作成にお困りの場合、書類作成を省力化したい場合などお気軽にご相談ください。
「義務調査の流れやポイント」「クリーニング、鍍金、自動車整備工場などなど、業種別の土壌汚染調査」をまとめた無料ダウンロード冊子ができました。ご活用頂ければ幸いです。
土壌汚染対策法や各都道府県の条例の義務調査について、お困りごとやご不安な点なども、お気軽に何なりとご相談ください。
続いては、土壌汚染調査の多くを占める、自主調査についてです。
自主調査のケース
自主的な土壌汚染調査の件数とその内容
実際行われている土壌汚染調査のほとんどが自主調査です。
2023年に行われた調査のうち、法律や条例に義務づけられたものは13%、のこりの87%は自主的に行われた調査でした。
土地売買、賃借、土地資産評価、自主的環境調査、土地改変…などが理由で、割合としては、土地売買が48%で、主な調査契機となっています。((社)土壌環境センター調べ)。
工場の売却や宅地の売買についても、大規模な工場等の案件から、一般のご家庭まで様々な案件に対応させて頂いております。お客様のご要望に寄り添いつつ、最適な内容、コストパフォーマンスの調査を心がけております。どんな案件でも、お気軽にご相談ください。
当社では様々な案件に対応させて頂いております。
例えば・・・
- 過去に〇〇工場があったから、買い主から土壌汚染を調べるように求められた。
- 買い主から、地歴調査だけはして欲しいと言われた。
- 土地を買おうとしているが、土壌汚染が心配だから調査したい。
- 購入しようと思った土地に〇〇工場があったことが分かったので、土壌汚染が心配。
- 銀行からの融資で、〇〇工場があるから、調査が必要と言われた。
といった売買に関わる土壌汚染調査はもちろん、
- 工場のM&Aで、土地の土壌汚染をスポット的に把握したい。
- 土地を返還するのに、地主に土壌汚染調査を求められた。
- 借りている土地を調査して、購入費用を試算したい。
- クリーニング店、〇〇工場だったので、物質を絞って調査したい。
- 隣からのもらい汚染が心配で一部を調査したい。
- 裁判案件なので、裁判に沿った調査をしてほしい。
- 訴訟事案で、調査をして、こういうことを示したいけれど、相談に乗ってほしい。
- 費用をかけれないのだけれど、部分的に調べたい。
- 義務調査の対象になる土地だけれど、猶予を迷っているので事前に部分的に調査したい。
- 畑の土が心配だから自分で調べたい。
などなど、様々なご相談に乗らせて頂いております。
自主調査のケース別の内容と事例
自主調査の様々なケースについて、ご紹介しています。
この他にも、★解説!土壌汚染調査一覧★で、さまざまな業種の土壌汚染調査や事例を紹介しています。
工場、住宅など、「用途別の自主調査のポイント」、クリーニング、鍍金、自動車整備工場などなど、「業種別の土壌汚染調査」をまとめた無料ダウンロード冊子ができました。ご活用頂ければ幸いです。