皆さん、こんにちは!
先日はある工場で、表層土壌調査を行って来ました。
しかし、これが非常に厄介な現場でした。工場土間の
コンクリート25cm、砕石5cmと考えておりました。
しかし、いざコアカッターでコンクリーを掘削すると
その下に1m~2mの空洞が広がっており、さらに下にも
土間がありました。結局、その日の土壌の採取を諦め、
後日、専門のコンクリートカッター、無水ボーリング
マシンを用意しての作業となり、無事試料採取を終える
ことができました。
このような構造を我々業者は『二重土間』と呼んでおりま
す。土壌調査員にとって、二重土間構造は厄介なもので
す。通常であれば床コンクリートを削り、その下50cmを
手掘で掘削できます。しかし、二重土間構造では、床コン
クリートを削り、その下の空洞1~2mの下にある下のコ
ンクリートを特殊な長尺コアドリルで削り、さらに無水
ボーリングマシンで下の土を採取する必要があります。
「プロなのになんで分からないのか?」と言われる
場合もありますが、実際土間を掘削してみないと分から
ないので、調査業者泣かせの構造と言えます。
このような現場調査方法に限らず、土壌汚染調査について
玉木
*業務時間外は、直接担当者に繋がります。