土壌汚染調査の中で、土地の売買を目的とする調査を自主的に実施するケースがほとんどを占めますが、調査する当事者としてはコストも抑えておきたいところがあります。そんな中で、確実に汚染の可能性が少ないところで、農薬類の分析のみを外す場合もあります。なぜなのでしょうか? (農家の方へ。いつもおいしい野菜ありがとうございます。)
土壌汚染対策法の中にある基準に含まれている項目で農薬は5種類ほど存在しており、有機リンを除き1971年に使用が禁止されています。また、本物質の特性で残留性が低く、農場で使用されていても約1年もすれば無害化されるケースが多いです。
よって、調査項目から外しても問題がないという認識です。無論、農薬を製造するもしくは、薬剤を多く保管しているような場所では、調査を見送るわけにはいきませんが、我々としても無用なコストは掛けずに調査を進めることができればよいと考えています。
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