皆様こんにちは!
明確な使用履歴がないにも関わらずトリクロロエチレンが検出され、その説明を顧客様に説明することでいつも苦労しています。
例えば、ジクロロメタンが対象物質であり、土壌ガス調査でその対象物質は検出されず、トリクロロエチレンが検出される場合があります。
多くの方は、「なんで対象以外の物質を分析したんだ?」と思われるでしょう。
それは、分析方法に原因があります。土壌ガスを現地で採取してガスクロマトグラフィーという分析機器で分析しますが、この結果はチャートに現れ他の物質も同時に定量されてしまうからです。
より詳しい話や土壌汚染調査についてのご質問は、なんでも当社にご連絡下さい。
玉木
■□関連□■
土壌汚染物質:第一種特定有害物質
土壌汚染調査の流れ
土壌汚染調査の費用について
土壌汚染対策法の土壌ガス調査について(2016年7月27日)
こんにちは。今日は土壌ガスのお話です。
土壌ガス調査は土壌汚染対策法に定められる第1種特定有害物質の存在の有無を確認するための調査です。
対象となっている物質は11項目が定められており、メッキや金属加工、精密機械工などの作業に使われるほかには、クリーニング業やガソリンに微量に含まれるベンゼンも対象物質になっています。
第1種特定有害物質は地下水への浸透性が高く、地下水によって1km先にまで到達する場合もあります。
普段何気なく使用している薬品や溶剤などで、健康被害を招いてしまう場合もあります。
土壌汚染が気になる、少しだけ調べてみたい、そんな時にはぜひジオリゾームにご相談ください。
森上
■□関連□■
土壌汚染調査の流れ
土壌汚染調査の費用について
パークレンなどVOCによる土壌汚染調査と浄化(2016年7月6日)
みなさんこんにちは。
梅雨の時期ではありますが、都内は雨の日など少なく、水不足など心配ですね。
これから暑くなって来れば夏本番ですね!!
土壌汚染調査では、天候で調査の手法が変わったりします。
第1種特定有害物質は土壌中のガスを採取し、分析を行います。
しかし、雨天ですと土壌中のガスが吸引できない場合があります。
そんなときには地下水を採取し、調査を行う場合があります。土壌ガスは地下水に乗り、1km先まで移動する場合があります。
第一種特定有害物質はVOCと呼ばれる種類の物質で、揮発性有機塩素化合物という意味があります。
これらの物質は水より密度が低く、浮いてしまい、地下水にのり、より遠くへ拡散してしまいます。
地下水にまで汚染が広がっていると、対策が難しく、敷地外にまで広がってしまった汚染は、浄化できないというとのが現状です。
工場や作業場などで薬品や工場を使用されている場合には、土壌汚染を起こさないように十分注意して使用することで、健康被害を抑え土壌汚染対策の費用を抑えることができます。
土壌汚染について気になることがあれば、ジオリゾームにご相談ください。
またジオリゾームでは土壌汚染調査についての冊子も作成しております。
ご希望でしたら、お気軽にお問い合わせください。
森上
表層土壌調査と土壌ガス調査の関係(2016年4月15日)
皆さんこんにちは!
桜が散りはじめてきて一抹の寂しさを感じてしまう今日この頃ですが皆さんはいかがお過ごしですか。今回はガス調査について書かせていただきます。
表層土壌調査の際に一緒にガスの調査を行う事がありますが何故行うのでしょうか。
その理由は表層に揮発性有機化合物によるガスがたまっているかもしれないからです。
そのため、表層調査の時にはガスの採取も一緒に行われるのです。
調査内容について分からないことがありましたら是非ジオリゾームへご相談ください。
■□関連□■
土壌汚染調査の流れ
土壌汚染調査の費用について
*業務時間外は、直接担当者に繋がります。