皆様こんにちは!
最近車を乗っているとガソリンスタンドの跡地を目にしますね。豊洲市場でも有名になったベンゼンという物質がガソリンには含まれております。
ベンゼンはLNAPLと呼ばれる物質で水よりも比重が軽い物質に含まれます。LNAPLに対して存在する物質にDNAPLと呼ばれる物質がございます。
LNAPLとDNAPLとは水文地質学の分野で主に扱われる用語で、比重も水より大きいものを指し、地下水に汚染があることを意味します。
トリクロロエチレンのように水よりも比重が重い物質はDNAPLに分類されます。土壌汚染の汚染は上記のように分類分けされ、それぞれの物質によって地下水汚染の拡がりが変わってきますので使用する薬剤やボーリングして薬剤を注入する深度等にも関係してきます。
ベンゼンの様なLNAPLは地下水面付近にて留まるケースが多い分、地下水付近には濃い状態で地中に残っていることが多く、また地下水に乗って敷地外へも拡散されます。これを俗にいうもらい汚染です。
地方によっては過去に発生した汚染の要因が掴めずに地下水が汚染したままの状態で残っているケースなどもございます。最近でこそ土壌汚染というワードをよく耳にするようになっては来たものの過去の土地の利用のされ方によって気付かずに住んでいたようなことも珍しくはありません。その為にも土地を購入される時などには実際に調査することによって、来世に残す自分の土地に「土壌汚染調査・浄化実施済み」の付加価値を付けてみては如何でしょうか。
弊社作成のガソリンスタンド跡地の土壌汚染調査の冊子もございます。
中身はガソリンスタンド跡地の調査方法や概算金額などをわかりやすく説明したものになっております。
見てみたい、送ってほしいという方はこちらのアドレス(http://www.georhizome.co.jp/data/index.html)
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また弊社そのほかにも冊子をご用意しておりますので、ぜひご要望ください。
株式会社ジオリゾーム 望月
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