みなさんこんにちは。
9月に入り、少しずつ気温も落ち着いてきましたね。
20年前は30℃を超えてくると、暑いなぁと感じていましたが、今では35℃をこえてくることもめずらしくないようになってきましたね。温暖化の影響なのでしょうか。
寒暖の差が激しいと体力的にも、負担が大きくなりますので、体調管理には氣をつけてくださいね。
さて、今日は身近にある土壌汚染についてお話ししたいと思います。
みなさんは土壌汚染ときいたら何を思い浮かべるでしょうか。
豊洲問題なんかが思い浮かぶのではないかと思います。他には大きな工場などが出てくるでしょうか。豊洲には過去に、東京ガスの工場があったので、ここもある意味大きな工場に該当しますね。
それでは、土壌汚染は大きな工場もしくはその跡地にしか無いのでしょうか。
実はそんなことはありません。
例えば、今現在は住宅地として活用されている土地も過去にさかのぼれば、大きな工場があったなどというケースはざらにあります。
直近では住宅地として利用されていた土地を調査すると、土壌汚染が見つかったということがあります。
調べていく中で、過去に大きな工場の敷地の一部であり、そのころの名残で土壌汚染が残ってしまっているということもあります。
しかし、その土地に土壌汚染を残した工場はもうありませんので、調査の費用や汚染の除去にかかる費用というものは、買主様が負担しなければならないケースがあります。
自分は土壌汚染になるようなものを扱ったことはないのに、身に覚えのない厄介ごとに巻き込まれてしまいます。
また、他のケースでは、住宅を建てる際に、土地をならす為に、別のところから土壌を運び込むことがあります。いわゆる「盛り土」です。
凸凹している土地ですと、家を建てることができませんからね。
ただし、気をつけていくべきことが、その運び込んだ土に土壌汚染物質が含まれていることがあるかもしれないことです。もちろん盛り土を行った業者がわざと、汚染土壌を運びいれたということはないと思いますが、土壌汚染対策法が制定される以前で、土を運び込んでいるような場合は土壌をしっかりと分析して汚染の有無を確かめていたようなところは少ないのではないかと思います。
実際に盛土部分から汚染がみつかり、1mまで掘削し土壌を入れ替えるケースがあります。
知らず知らずのうちに汚染のある土地を購入している可能性があるなんて怖いですね。
ほかにも過去にクリーニング店を営んでいた土地、町工場でメッキや印刷などを行っていた土地など、これから購入しようとしている土地に、既に土壌汚染が存在している可能性というのは大いにあり得ます。
家や土地を買うというのは人生で一番大きな買い物の一つです。家の設計にこだわって建てても、その地盤となる土壌が汚染されていてはいつ健康被害になるかわかりません。
大人の方は土に触ることなど少なくても、自分の身長の半分にも満たないお子様がいる場合、そういうわけにもいきません。
土に近いということはそれだけ、汚染物質を口や皮膚から吸収しやすいということです。
安心して家を買いたい、建築したい。そんな思いがあるのでしたら、是非とも土壌汚染調査を行うようにしてください。
ジオリゾームではお客様の要望にしっかりと答える提案をさせていただきます。
土壌汚染のことでわからないこと氣になることがあれば、是非ジオリゾームにご相談ください。
森上
*業務時間外は、直接担当者に繋がります。