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2019年

土壌汚染ってどんなもの?健全な生活は健全な土地から


土壌汚染調査を行う際には、土壌汚染対策法に定められる26項目の物質について国が定めた基準を満たしているか否かを判断します。基準を満たしていれば、土壌汚染による健康被害なく安全安心な生活を送ることができます。

それでは土壌汚染があれば、確実に病気になるの?健康に暮らせないの?と思うかもしれません。土壌汚染が無いに越したことはありませんが、土壌汚染があっても確実に健康被害を受けてしまうということはありません。

まず、土壌汚染対策法で定められている基準値についてお話いたします。

土壌汚染対策法の基準値には2種類のものがあります。それは土壌溶出量基準と土壌含有量基準です。

土壌汚染調査の流れ案&費用について

土壌溶出量基準とは
土壌溶出量基準とは70年間、毎日2Lの地下水を摂取し続けても健康に影響を及ぼさない値とされています。溶出とは呼んで字のごとく溶け出すという意味です。汚染物質が水に溶けやすい状態で存在している場合には、雨水から地下水へ到達しま。その汚染された地下水を摂取することで健康被害になることを想定した基準です。
なので地下水を飲み水として利用しない場合には、健康被害になることは少ないと言えるでしょう

土壌含有量基準とは
土壌含有量基準とは70年間、毎日100g(6歳以下は200g)の土壌を口に含んでの健康に影響を及ぼさない値とされています。毎日土を食べたりするわけないじゃないか・・・。という声も聞こえてきそうですが。100gというのも結構な量ですが、春の風物詩と言われる黄砂は大陸からきている砂だと言われていますよね。ほかにも風が強い日なんかは砂埃が待っている景色を見たことがあるかと思います。その中で呼吸をしていると当然細かい砂粒なんかは体内に入ってきます。
大人であれば呼吸から吸い込んでしまうということが考えられますので100gとされています。ではこどもはどうでしょうか。土遊びが好きで、泥だらけになるまで遊んでいるお子さんも多いのではないでしょうか。その上なんでも口に含んでしまうということで、より健康被害のリスクは高くなりますよね。そのためこどもは200gの摂取とされているようです。

汚染物質の中には、大人とこどもが同じ量を摂取したとして、こどもが摂取した際のリスクが2倍以上も高い物質などもあります。これから日々成長しているこどもだからこそ、悪影響が強く現れるようです。

マンションやアパートなどは基礎などの影響で土が表面に現れることはありませんが、一軒家などでは庭先に土が現れていることも多いですよね。こどもがいればそこで遊ぼうとしますが、その土は本当に安全でしょうか?土壌汚染がないと言い切れますか。工場などの履歴が見えなくとも自然由来による土壌汚染というのもあります。

チェック

安心安全な環境を作るにはまずは土壌調査から行ってはいかがでしょうか。
土壌汚染についてもっと知りたい、気になる。
そんな方は是非ジオリゾームにご相談下さい。

森上

土壌汚染調査はジオリゾーム


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