こんにちは!
年末も近づいてきて、テレビでは色々なスペシャル番組をやっていますね!
着実に2019年も終わろうとしています。
今年やり残したことがないようにあと十数日、悔いの残らないようにして、気持ちの良く新年を迎えたいものです!
さて、突然ですが「土壌汚染」はそもそもどんなことが原因だと思いますか?
主に、
・工場で使っている有害物質をこぼしてしまった。
・有害物質を排水している管が破損しており、漏れていた。
・有害物質を入れている保存容器を野ざらしの状態で置いており、腐食した部分から漏れている。
・有害物質を含む溶剤や塗料を使っていた。
等、様々な原因があります。
*ここでいう有害物質というのは、
2003年に施行された、土壌汚染対策法の特定有害物質26項目のことを指します。
詳しくは種類と基準のページをご覧ください。
それでは過去の事例からどんな場合に土壌汚染の可能性があるのでしょうか。
数十年前から店をやっていて昔からドライクリーニングを営んでいた場合、
パークレンという溶剤を使っている可能性があります。
パークレンは特定有害物質であるテトラクロロエチレンのことで、とても使い勝手が良いものだったそうです。一時期はドライクリーニング溶剤として推奨されていました。
しかし、発ガン性のあること、地下水汚染が深刻であることから、現在は使用を制限されており、土壌汚染対策法で特定有害物質として指定されています。
ドライクリーニングしてるけど今は使ってないから大丈夫!と思っていてもさかのぼってみると実際は使っていた時期があった、なんてことが弊社の調査の中でも多々もありました。
まずは一度調査をしてみることをお勧めいたします!⇒お問い合わせはこちらからどうぞ!
メッキ工場は土壌汚染と切っても切れない関係にあります。特定有害物質として挙げられるのは、
・カドミウム及びその化合物(カドミウムメッキ)→かなり有害なため、現在は減少傾向にあり
・六価クロム化合物(クロムメッキ、クロメート処理)
・シアン化合物(亜鉛メッキ、金メッキ等)
等、めっきの種類や方法によって様々です。特に、電気メッキでは、排水処理が必要となります。
特定有害物質が配管破損やタンクからの漏れにより土壌汚染が広がっている可能性もあるため注意が必要です。
「過去にメッキ工場があった」
「メッキ工場を昔やっていた」
「メッキ工場だったが、何か危ない物質は使っていないけど心配」など少しでも可能性がありましたら、調査をしてみることをお勧めいたします!⇒お問い合わせはこちらからどうぞ!
③ガソリンスタンド等
「1975年以前からガソリンスタンドをやっている」「地下タンクが埋まっている」等の場合、
ベンゼンや鉛、油汚染の可能性があります。
鉛に関して、1975年以前ではガソリンに鉛を含んでいる「有鉛ガソリン」が一般的でした。しかし、社会問題をきっかけに現在有鉛ガソリンは廃止されています。
油汚染に関して、基準値や法律といったものがありません。
「油汚染対策ガイドライン」がというものは一応ありますが、明確な線引きや決まりというものはありません。ただ、ガソリンの匂い等はかなり不快に感じることが多いので、調査員が油臭・油膜を判定していく調査を行います。また、油分濃度(TPH)という分析値を使用する場合があります。
ガソリンスタンドは地下タンクの破損等で土壌汚染の可能性があります。地下タンクが確認された場合は、調査することをお勧めいたします!
いかがでしたか?これらのほかにも、様々な業種や普通の宅地でも土壌汚染の可能性があります。
特に土地売買する際には後々汚染がでてトラブルになるケースもあります。
そんなことにならないためにも、まずは調査をして土壌汚染の可能性を明らかにしましょう!
ぜひジオリゾームにお問い合わせください!!
鈴木
参考ページ:
・解説!土壌汚染調査:事例紹介
・解説!土壌汚染調査:調査契機
・ジオリゾームの強み
*業務時間外は、直接担当者に繋がります。